テクニカル

エリオット波動② 波の向きと段階




みなさんこんにちは、一生放浪のるべいんです。



本日は、エリオット波動2日目になります。波の向きや段階などについて解説していきます。


波の基本


波の向き


図1



ここで図1における、最も大きな修正波②(青色)を構成する、(A)波・(C)波を見てみましょう。これらは下向きの波であり、いずれも第1波・第2波・第3波・第4波・第5波の5つの波で構成されています。



一方で、(B)波は、A波・B波・C波の3つの波で構成されています。



前回、「波の動きには、『推進』と『修正』という2つのモードがあります。推進波は5つの波、修正波は3つの波、もしくはその変形で構成されます。」との解説をしました。



この原則に則ると、(A)波・(C)波が推進波であり、(B)波が修正波であるということになります。



つまり、推進波が必ずしも上向きであり、修正波が下向きであるというわけではないのです。



波のモードは絶対的な方向ではなく、相対的な方向によって決定されるのです。



その波が、ひとつ大きな波と同じ方向を向いているときには「推進波」、逆方向を向いているときには「修正波」となるのです。


図2




(A)波・(C)波は、自身が構成要素となっているひとつ大きな段階の波②(青色)と同じ下方向を向いているため、ここでは「推進波」となり、(B)は反対の上方向を向いているため、「修正波」となるのです。



以上を要約すると、


トレンドのどの段階においても、「ひと回り大きなトレンドと同じ方向を向いているアクションは5つの波、それとは逆方向を向いているリアクションは3つの波で進行する」




ということになります。


図3




図3のようなサイクルも、これで終了するわけではなく、より高い段階の構成要素になっていきます。反対に、ここでは最小のトレンドとなっている(1)波・(2)波・(3)波・(4)波・(5)波・(A)波・(B)波・(C)波も、より小さな段階の波から成っており、そうしたプロセスが無限に続いていくのです。


波の段階に関する表記と用語




上記のように、無限のサイクルを続ける相場ですが、エリオットは、時間足レベルの最も小さな波から、データが入手できる限りにおいて見られる最も大きな波に至るまで9つの波の段階に名称を付けました。



大きなものから順に、グランドスーパーサイクル、スーパーサイクル、サイクル、プライマリー、インターミディエット、マイナー、ミニュット、ミニュエット、サブミニュエット、の9つです。



それぞれひとつ上の段階の構成要素であり、ひとつ下の段階に細分化されます。


波の働き




すべての波は、「アクション」と「リアクション」のどちらかの働きを担っています。その波が、ひとつ大きな段階の波が発展していく原動力となっているのか、阻止しているのか、のどちらかです。



「アクション波」もしくは「トレンド波」は、ひとつ大きな段階の波と同じ方向を向いており、「リアクション波」もしくは「反トレンド波」は、逆方向を向いている波です。



すべてのリアクション波は修正モードになりますが、すべてのアクション波が推進モードとは限らず、修正モードになることもあります。



その際は、5つの波ではなく、3つの波もしくはその変形によって構成されることになります。



次回以降、「アクションの働き」と「推進モード」の違い・波のパターンについて解説していきます。