テクニカル

RSI



こんにちは、一生放浪のるべいんです。
本日は最もポピュラーなオシレーター系インジケーターのひとつ、RSIについて解説していきます。

RSI



RSIは、Relative Strength Indexの略で、相対力指数と訳されます。J. Welles Wilder Jr.によって考案されました。


価格のオーバーシュート(行き過ぎ)を判断するのに適しています。

算出方法





計算式は、このようになります。n=14がデフォルトの設定になっていることが多いです。


上げ幅、下げ幅、は、直近の終値と一本前の終値で比較します。つまり、期間14でRSIを算出するには、15日分のデータが必要になります。


7/15~8/4のドル円を例に見てみます。

下げ幅上げ幅
7月15日106.931
7月16日107.210.279
7月17日107.014-0.196
7月20日107.2470.233
7月21日106.793-0.454
7月22日107.1520.359
7月23日106.859-0.293
7月24日106.076-0.783
7月27日105.369-0.707
7月28日105.09-0.279
7月29日104.918-0.172
7月30日104.725-0.193
7月31日105.851.125
8月3日105.9490.099
8月4日105.714-0.235
合計-3.3122.095
平均(絶対値)0.3680.419
RS1.138587



これを、計算式に当てはめ、



このようになります。


厳密には、RSIの計算には、指数平滑移動平均が用いられていることもあり、手動で計算するのと、チャート上の値とでは、差が出ることもあります。


どんなインジケーターも手動で計算して値を出す人は居ないと思いますので、計算式を覚えるのは、あくまで、「下落した割合に対し、上昇した割合はどのくらいなのか」を示す指標であることを理解するためです。


なお、指数平滑移動平均に関しては、MACDの記事にて解説しておりますのでご覧ください。

RSIの特徴



RSIは、価格が上昇すれば上昇、下落すれば下落し、0~100%の値を取ります。


対象の期間中毎日価格が上昇し続ければ(終値が更新され続ける)、RSIは「100%」になります。逆に、対象の期間中毎日価格が下落し続ければ(終値が更新され続ける)、RSIは「0%」になります。


一般的には、「70%」付近まで上がれば上がりすぎ、「30%」付近まで下がれば下がりすぎと判断します。


上昇トレンドのときには、RSIが高い値を取りやすくなり、上限は「70~80%」程度、下限は「40~50%」になる傾向にあります。


一方、下落トレンドの時には低い値を取りやすくなり、下限は「20~30%」程度、上限は「50~60%」程度を取る傾向にあります。


これらを利用した手法をご紹介します。

トレードに利用する



ここでは上の傾向を利用し、いくつか実際の手法をご紹介します。4つご紹介しますが、上昇トレンドと下落トレンドで対になるので、実質2つと考えると、整理しやすいかと思います。

①【上昇トレンド】RSIが70%を超えたら、買われすぎと判断し、買いポジションをエグジットする

②【上昇トレンド】RSIが50%を割り込んだら、押し目と判断し、買いエントリー

③【下落トレンド】RSIが30%を割った後、売られすぎと判断し、売りポジションをエグジットする

④【下落トレンド】RSIが50%を超えたら、戻りと判断し、売りエントリー



直近のユーロ円日足に、9期間RSIを追加したものです。4回目のトレード以外、利益が出ていることが分かります。


また、他のインジケーター同様、RSI短期移動平均、長期移動平均を用いて、ゴールデンクロス、デッドクロスで売買する手法なんかも考えられますね。