テクニカル

トレンドの概念②トレンドライン



こんにちは、一生放浪のるべいんです。


本日は、トレンドの概念②トレンドラインについて書いていきます。
斜めのラインなので、水平線よりも人によって違いが出るため、どう見るのが正しいのか、迷う方も多いはずです。


ジョン・J. マーフィー著 『先物市場のテクニカル分析』第3章を参考に、いくつかの例を挙げてみました。もちろん明確な答えはありませんが、迷ったときにヒントと選択肢が増えるよう、なにかの手助けになれば幸いです。

トレンドラインの引き方

終値を結ぶべきか、全ての価格を含ませるべきか?



永遠の課題で、答えはありません。


本書では、「終値ではなく全ての価格を含めるのが一般的」とされていました。つまり、ひげ先を結ぶということです。


ただ、このオーバーシュートがなければ、きれいなライン(やチャネル)が引けるのに!という状況ならば無視すべきかもしれません。


いずれにせよ、どんなにきれいなラインでも日々調整が必要だったり、いざとなったら利かない(一発でブレイクして、すんなり戻して、訳の分からない形になるなど)、なんてことも普通にあります。

決定的にブレイクするとは



本書では、短期トレードには1%ルールが役立つだろうとされています。(あくまで商品先物向けですが)


移動平均の章で各種ブレイク確認フィルターが紹介されているので、明確なルールを定めたい方はぜひご覧ください。

トレンドラインの角度



どれくらいの角度があればトレンドと判断して良いか、迷う方も多くいらっしゃるのではないでしょうか。


「45度の角度が最も信頼できる」という解説がなされている理論や、投資本なんかもありますが、45度のトレンドが現れることは多くありません。


移動平均線なんかを併用し、できるだけそれに沿ったラインを信用するなり、目安になるテクニカルインジケーターをもうひとつ持っておくとやりやすいかもしれません。

トレンドラインの修正



トレンドラインはトレンド速度の変化に応じて、修正もしくは追加で引いてみることも時には必要となります。


トレンドラインを下抜けしてもがあまり勢いをつけて下落せず、さらに高値を更新してくればゆるやかな上昇トレンドを引き直す必要があるし、トレンドラインから乖離して勢いをつけて上昇していけば、さらに短期とれんどとして、急なラインを引いてみることも良いと思います。


直近の例だと、勢いよく上昇しているユーロドルなんかが良い例です。以下は4時間足になります。



メインのゆるやかな上昇トレンドがあり、急な上昇をする場面もあります。


より短期のトレーダーだと、ひとつの上昇トレンドというより、上昇→下降→横ばい→上昇と、別々のトレンドとみることもできますね。


下降トレンドでも同じです。NZDJPY 2019年の8時間足です。



この場合も、他のテクニカルインジケーターなんかと組み合わせると、良い目安になるかもしれません。


さきほどのチャートにに50SMAを追加したものです。



トレンドラインの修正に関してですが、次回チャネルの記事でも改めて具体例を交えて解説します。

副次効果

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トレンドラインからトレンド継続中の最高値までの距離=ヘッドアンドショルダーのネックラインからヘッドまでの距離 とも捉えられます。(形成されていた場合)


たしかに利確目標としてはひとつの候補になり得るでしょうが、あくまで傾向にあるということですね。

本日は、トレンドラインを振り返ってみました。次回はトレンドラインを少し発展させ、チャネルになります。月末ですので、無理せずがんばりましょう!